こんにちは。オスガーマシン広報担当です。オスガーマシンは大三鋼機のグループ会社ですが、単体では従業員15人ほどの小さな会社です。小さいからこその大変さや魅力を、大企業からの転職後、オスガーマシンで20年以上頑張ってくれているYさんに訊いてみました。
Y オスガーマシンではパイプ加工用自働機の設計を中心に、組み立てから調整までを行っています。新卒では工作機器のメーカーに就職。新入社員が200人以上いる大企業で9年働きました。そこからオスガーマシンに転職し、その後別の会社に転職、さらに設計事業で起業しましたが11年前にオスガーマシンに戻ってきました。合計すると20年以上、オスガーマシンで働いています。
菊田社長 僕と年代が同じで、オスガーマシンが大きくなっていく時期を、若さと情熱で一緒に駆け抜けた仲間です。Y君が2度目に入った時は、オスガーマシンの事業内容に設計が加わり、そこに関われるならということで戻ってきてくれました。ベテランなので、通常業務のかたわら、新人や若手の教育にも力を貸してもらっています。
Y 新卒の時からそうですね。やはり自分が設計したものが、思った通りに出来上がった時の達成感がいいなと思います。新入社員で入った会社は大きすぎて、やりたかった設計の仕事にまでなかなかたどり着けませんでした。自分で起業も経験したのですが、個人では仕事を取りづらい時代だったこともあり、オスガーマシンが設計ができる人間をちょうど求めていたというのは、幸運でしたね。
Y ひとつは、僕が設計に携われているように、自分のやりたい仕事に自由度高く取り組めるということですね。大手ではなかなかそうはいかないです。もう1つは、製造からお客様への説明まで、広く関われるという点ですね。自分たちが技術や能力をつぎ込んで作った機械について、お客様に使い方をお伝えし、その場で反応を得られるというのは、なかなか贅沢なことだと感じます。誇りをもって仕事ができる、大きな力になっていると思いますね。
Y そうですね。自分がやりたいことにチャレンジできる環境に、魅力を感じてもらえているはずです。お客様と直接会って話すことについては、今の若い子はあまり得意ではないのかな、と感じることもあります。以前と比べて修理よりも生産の方の比重が高くなっているので、お客様のところに行く回数が減っています。お客様と接する機会が少なくなった分、コミュニケ―ションへの苦手意識がなかなか外れないのかもしれませんね。実際に会って話す面白さに気づいてくれると、さらに成長できると思います。
菊田 もちろん、いろんなところで生きていますよ。一番大きいのは、新卒できちんと教育を受けた後にオスガーマシンに転職しているという点です。聞けば、入社して1年間は社内の教育センターでみっちりと学び、適性を見て配属されるそうで。そこでしっかり基礎を入れ込んでいるので、Y君は仕事がきれいで丁寧です。そうした仕事への姿勢や彼の真面目さが、若手にも伝わっています。仕事を教える時も、良い手本になってもらっていますよ。
Y やはり時代が違うので、中小企業でも「手が足りないから、背中を見て覚えろ」とばかりは言っていられません。強い言葉にも慣れていない子が多いので、きつく叱ってもあまり良いことはない。何か問題点を見つけたときに、都度、その場で分かりやすく伝えるようにしています。
菊田 設計の仕事がしたくて、オスガーマシンに入ってくる子も多いので、Y君の働き方はあこがれでもあると思います。そういう視点でのアドバイスだから、若い子たちの耳にも入りやすいんじゃないですかね。組み立てや修理の現場経験を十分に積み、自信をもって設計に挑戦できるようになります。いつかの「その日」のために、普段から現場で設計目線を持ちながら仕事に取り組むことも、彼から学び取ってほしいですね。
Y 仕事に誇りをもって頑張ってほしいなという気持ちが一番大きいですね。今は僕らが新人の頃とは違って、分からないと思ったことは先輩に聞くだけでなく、インターネットなどでどんどん調べることができ、自分で学べる良い時代になったなと思います。せっかくなのでそれを生かして、どんどん自分らしく挑戦していってほしいですね。
若いときの学びはその後の仕事人生にも大きな影響を与えるんだなというのを改めて感じました。今の若手の皆さんも、Yさんや先輩たちからしっかり学び、仕事への誇りを育てていってほしいですね(広報担当)。