株式会社オスガーマシン

新着情報

社長コラムvol.3 まだ無いものをつくるって、大変だけどこんなに面白い!

こんにちは。オスガーマシン社長の菊田です。オスガーマシンはパイプの会社。パイプ加工機械や金型をつくるところから加工の自働化まで、パイプのことならお任せあれ。ただの筒のように見えるパイプですが、それを思ったように製造するための機械や金型づくり、自働化となると、その奥深さはなかなかのもの。今回は、その面白さについて書いてみたいと思います。

夏休みの自由研究のようなワクワクを、大人の世界で責任をもって

小学生の頃、漢字や算数のドリルはつまらなかったけれど、夏休みの自由研究は面白かった。そんな人は結構いるのではないでしょうか。条件を変えて反応を調べたり、一番成果が出る方法を探ったり。オスガーマシンの仕事には、そんな要素があります。

例えば、パイプの素材を変える挑戦。

世界情勢の変化で銅の価格が高騰し、これまで銅でつくっていたパイプを、ステンレスやアルミでつくる必要が生まれたとします。柔らかく曲がりやすい銅から、硬くて曲がりづらい素材への変更。そこで「できません」と言っていては、仕事の依頼自体が無くなってしまいます。さぁ、大人の世界の事情に合わせながら、夏休みの自由研究の始まりです。

これまでの経験と脳みそ、そしてリサーチを頼りに、「こうすれば何とかできるのではないか」と試しては改良し、また試す。そうして、ステンレス製やアルミ製の新しいパイプ加工品が生まれます。実際に、素材を変えたことで、銅の時よりも安く供給できるようになりました。

「銅じゃないものでどうにかならないか」という要望がなければ生まれなかったもの。こんなチャレンジが日常にあるのが、私たちの事業です。「お客様の要望に沿って、まだ無いオンリーワンをつくる」という存在価値があるからこその仕事だと言えるかもしれません。

営業には営業の、技術には技術の面白さがある

もちろん、挑戦は素材の変更だけではありません。「欲しいと望まれたものがつくれるか」に始まり、予算に収めるにはどこを変えるか、難しい場合はどう妥協点を見つけるか。さらに、加工機械の自働化では、生産性が上がるかどうかも重要です。

私は経営学部の出身で、商社にいたこともあるので、数字の計算は割と燃えます。お客様にも満足いただけて、自社の利益も増える落としどころを探り、双方が喜べる結果が得られると面白味を感じますね。

一方、技術スタッフは、私や営業メンバーが持ち掛けた案を実現するのが仕事。技術的な視点から可能性を探り、必要に応じてテストを繰り返しながら精度を上げていきます。素材のサイズや重量、柔らかさや弾性など、ほんの少し条件を変えるだけで、急に可能性が開ける瞬間があります。

営業も技術も試行錯誤する場所は違いますが、「どこまで続くか分からなかった暗い道に、明かりが見える瞬間」がいつかやって来る。それが楽しくてやっている、という気持ちは皆どこかにあるのではないでしょうか。

パイプであり、中小企業だからこそ生まれる試行錯誤の形

さて、この仕事が夏休みの自由研究に似ている部分があると言った、出だしの話に戻ります。似ている点の1つ目は、簡単に答えが出ないことです。パイプ加工は、曲げる、圧縮する、座屈させるなどの塑性加工。曲げた後に少し戻ってしまうこともあり、目的の形にたどり着くまで、ああでもない、こうでもないと試行錯誤します。その様子は「研究」と呼ぶのがふさわしい気もします。

もう1つは、好奇心を根っこに、いろんな方向で試行錯誤できること。これはパイプだからというより、中小企業だからこそ、という面が大きいです。オスガーマシンの従業員は十数人。だからこそ、いろんな案件の解決策を「みんなで」考えます。

朝礼後に「〇〇君、ちょっとこれアイデア欲しいんだけど……」「いいですよー」と集まって、物事が進むことも多々あります。ひとりひとりが幅広い仕事に関わることで、さまざまなケースの知見がたまり、自分の専門性も磨かれていきます。好奇心のある人には、面白い職場なのではないかなと思います。

今はまだ無いものを生み出してお客様を喜ばせる、パイプの中小企業。だからこその面白さに、気づけばもう40年以上ハマり続けています。この奥深い世界に、一緒にハマれる仲間がもっと増えたら嬉しいなと思っています。

Copyright(C) Osuga Machine Inc. Japan  All Rights Reserved.